この2年の本田未央を振り返る
この記事は本田未央 Advent Calendarの23日目です。
昨日は橙猫鈴さんの本田未央ちゃんと私の出会い その2 - みおろぐ ~本田未央を皆で語るファンブログ~でした。
予告では「本田未央と絢辻詞さんの話」ということだったんだけど、ちょっと無理でした。 期待していた方は本当にごめんね。なんとかしてどこかで機会を作りたいと思います。
というわけで、最近の本田未央の話をしようかな、と思っています。
年末なので2018年の本田未央を振り返る、でもいいかなと思ったんだけど、今年の未央の話をするには2017年ごろの話を振り返らないとね、というところがあるので、そこから。
あんまり「オンリーマイスター以後」の話をまとめているような記事とかは少ないかな、と思うので、その辺を簡単にですが語っていきたい。
参考までに、年表はこちら↓ seesaawiki.jp
~《主役》として立つこと~
2017年の未央の活躍というと、やはり《主役》としての仕事が多かったな、という印象があります。
年始のチャームフォーハピネスでは年始の奉納神楽を踊るという大役を務めたのを皮切りに、 7月の七夕ドリームLIVEフェスティバルでは七夕というイベントにおいてただ一人の織姫役*1として、メインにして大トリを飾る活躍をしました。
たくさんのアイドルたちが輝く中で、それでもただ一人私こそが織姫であり、ヒロインであり、トップなのだと輝く、 それにはたくさんの覚悟が必要だったと思うし、特に仲間のアイドルのみなの輝く姿を間近で見てきて、大事にしてきた本田未央にとって、 それでも私が一番の輝きでありたい、いや一番なのだ、と身をもって主張するステージは、大きな挑戦だったはず。
星祭の織姫 - 本田未央Wikiのカード特訓前のすこしアンニュイな雰囲気は、やっぱり少し緊張があったのかな、と思っています。
「ひとつひとつ、全部見えてるよ!」「大事な人の為なら輝いちゃうんだよね。わかるなぁ、その健気さ」「…宝物だね。絶対忘れないよ」といったセリフは、 つかまえたホタルに向けて言っているようでいて、 自分のことを考えているようでいて、 あるいは仲間のことも考えているのかもしれないなぁとか思ったりします。
「私も、輝いてるよね?」
「一人でも輝きたい」オンリーマイスターを通過した先にしかない境地だったのかな、と思っています。
七夕未央の話は一生できてしまうのだけど、このエピソードが象徴するように?「ほかの子もいるけど、私がメイン・センターとして輝くよ」という活躍が多くみられた年だったなあと思います。
9月のデレステ2ndアニバーサリーであった『イリュージョニスタ!』もちょうど近い時期でした。そして、同じく未央がセンターとしてアニバーサリーステージを彩ってくれましたね。
イリュージョニスタ!のコミュの未央には、「私でいいのかな?」みたいな雰囲気は一切なく。気負いもなかったのが逆に成長を感じさせてくれました。 なにかが《ある》ことの話はスクショとか貼ってしやすいけど、《ない》ことの語りって難しいよね。
「ひとりでも輝きたい」
そんな決意を、言葉だけでなく実際に形にしていくことができた、そういう時期だったなぁと感じます。
~色とりどりの魅力~
さて、2017年11月には、カレイドスノーが登場。
美しく、綺麗になった未央。
正直、最初はどう受け取るべきなのか戸惑いました。
続けてTulip SP版*2。第6回総選挙の結果から歌うことが分かっていた*3曲ではありますが、 やはり本田未央らしからぬ、というような色合いの曲をどう歌ってくるか、期待半分こわさ半分でもありましたが。
良かったよね。俺は最高だと思いました。 どちらかというと総選挙上位としての歌として、強さ*4とか情熱をフィーチャーしてきたかな、と感じました。
そんなことがありつつ、2018年。
新年一発目はHappy New Yeah!で、ニュージェネのメンバーといることもあって比較的"いつもの"本田未央といった感じ。 本田未央の"いつもの"スタンスといえば、「情熱いっぱいに、今を楽しもう」という感じかな、と思ってるのですが。
「いろんなはじまりを全部まとめて祝おう」っていうHappy New Yeah!という曲は未央らしさもいっぱい詰まった曲だなぁと思うところです。
そうそう、カレーメシもありました。
露骨なコマーシャルソングはシンデレラガールズとしては珍しい感じですが、そういう俗っぽさ・身近さもポジパなら似合うなぁ、なんて思いました。
そういう、"いつもの"、Passion全開な仕事がありつつも、新たな側面を魅せてくれたのが2018年だったように思います。
まずは春CDのSpring Screaming。
メロウな歌声の柚・幼くも元気いっぱいの薫とのユニットでしたが、カッコよくかつ感傷的に歌い上げる未央の歌声が、曲のカッコよさ・エモさにうまくシンクロして、 一本筋の通った柱として楽曲全体を支えつつも、二人の魅力をも引き立たせる、みたいな。
そんな感じありません?この不動のセンター感。最高でしょ?
七夕イベ・『イリュージョニスタ!』で述べてきた流れを踏まえて、主役として輝きつつ、新たな境地にたどり着いてきたな、というのがこの曲でした。
カッコいい未央、あえてCool未央といいたいけれども、そうした魅力では総選挙楽曲の『Trust me』でも魅せてくれたところです。
カッコよく、強く、情熱的に。
ここで大事なのは、内に秘めた感情を引き出しながら、それを新たな表現につなげている、というところ。 あくまでもPassionとしての芯がありながら、新たな手札を手に入れてきた、というのが進化だなぁ、と。
Cool、Passionときましたが、『君への詩』ではCute面をも見せてくれました。
かわいいやろ。
いや、顔がかわいい、正統派美少女だというのは担当Pのなかではもともと話題で、Cuのソロ曲を歌わせると最高という話はあったんだけど。
かわいいやろ?俺はそれ以上の言葉を持たないよ。
実際、Cu未央は君への詩の衣装"デイバイデイ・プレゼント"で片鱗が見えてきた、というところで、未開拓な部分ではあります。
甘酸っぱい恋の歌とか、こういう年頃の、元気で明るく、青さがあったりするような子だと定番では?という感じがあるんだけど、意外とない。 というか、全体曲ちっくになってしまうので、そういう面が今後見れるといいなあ、と思っています。
カバー曲企画とかが千載一遇の機会にも感じるので、頑張って考えていきたいな、と思います。
まとめ
簡単に2017年~2018年の本田未央の活躍を振り返ってみました。
この時期には大きく分けて二つの物語があったな、とおもっていて、
- 主役として輝くこと
- 様々な魅力を開拓していくこと
の二つでした。
- 主役として輝くこと では、オンリーマイスターで見せた「一人でも輝きたい」決意をスタート地点にして、 チャームフォーハピネスでのソロ仕事や、七夕ドリフや『イリュージョニスタ!』といった「未央が主役となる」ステージで実際に形にしていく姿を魅せてくれたと思います。
一人でも輝きつつ、とはいえユニットとして仲間を、友達を輝かせることを捨てたわけではなく、そうした姿勢の結実として『Spring Screaming』があったように思います。
- 様々な魅力を開拓していくこと では、『カレイドスノー』を皮切りとして、今までのイメージとは異なるような領域への挑戦をしていきました。 『Tulip』ではセクシーさや強さ、『Spring Screaming』『Trust me』でクールでエモーショナルなカッコよさ、『君への詩』ではキュートな姿を魅せてくれたんじゃないかな、と思います。
これからの本田未央の活躍にも、こうご期待! といったところで、筆をおきたいと思います。
アドカレ滑り込みでスミマセン。 明日は如月隼さんによる「クリスマスと謎解きゲームなみおろぐ」です。